日頃、目にする日常のモノ。牛乳パックや、公衆電話、シャンプーなど実はこれらはユニバーサルデザインなんです。ユニバーサルデザインの意味、例、商品、製品などを紹介しています。
ユニバーサルデザインが使われている製品、商品などの例や、外国と比較した日本のユニバーサルデザインの普及の現状などを随時紹介していますよ。
ユニバーサルデザインの製品は実はありとあらゆるところにあります。牛乳パック、シャンプー、公衆トイレ、ノンステップバス、自動販売機、パソコンなど例を挙げればきりがないくらいです。普段は気付かないユニバーサルデザインを探してみたはどうでしょう?
誰もが、年齢、国籍、能力、障害にとらわれず利用する事ができるデザインのことです。ユニバーサルとは普遍という意味ですね。いろいろな場所、施設や製品に多く使用されています。
では、ユニバーサルデザインはどこで使われているのと言えば、身近な商品では牛乳パックです。牛乳パックの明け口部分がある片方の側に小さい扇方の切り込みがあるのをご存知ですか?実はこれがユニバーサルデザインなんです。なんのためかと言うと、明け口とそうでない口を区別するためのものなのです。これなら、目の不自由な方にも明け口が分かるし、大変便利ですね。次の例は、シャンプーの容器にギザギザがついた部分があると思います。これもユニバーサルデザイン。シャンプーの容器とリンスの容器を区別できるようにするためです。
他の例として、町で見かける公衆電話。使い勝手をよくするために、電話台の高さの調節、ファックスなども装備されていて目的用途によって使用できるので大変べんりですよね。目を凝らすといろいろ見えてくるユニバーサルデザイン。皆さんも探してみてはどうでしょう?
また、ノンステップバスも有名です。乗り降りが楽になり、また車椅子の方のためのスペース、乗り降りする時のためのスロープといろいろな工夫がなされていますよ。
町作りの面でもユニバーサルデザイン化を勧めています。誰でもが、快適に便利に利用できる町にしようと、自治体ごとにこういった動きは活発になっています。またユニバーサルデザイン化は世界中で広まっており、スウェーデンなど北欧、ヨーロッパはこの動きは大変活発です。
社会には、まだ高齢者の方、体が不自由な方などにとって使い勝手がよくなかったり、交通がふべんだったりするモノ、場所があります。企業、自治体と力をあわせそういった障害を取り除き誰にでも利用可能な施設、交通、商品を開発、改良する努力をしています。住みよい社会を目指してユニバーサルデザインについてちょっとでも考えてみませんか?